ロードマップ

Pygame Zero はオープンソースのプロジェクトです。他のオープンソース・プロジェクトと同様、開発ロードマップは変更になる可能性があります。

このドキュメントは将来のリリースのためのいくつかの目標を掲載していますが、 その目標が達成される保証はありません

翻訳

Pygame Zero は若いユーザーを対象にしています。しかし、若いユーザーの場合、ドキュメントが自分の言語で提供されていないと、英語版を読むだけの力がまだないことがあります。

ドキュメントの翻訳版を提供することは、新たなユーザーが Pygame Zero を使う上で大きな助けになります。これは多くの人の貢献を必要としている部分です。わたしひとりの語学力で対応しきれるものではありません!

翻訳への貢献が可能な方は 翻訳ガイド を参照してください。

ゲームコントローラのサポート

Github Issue: #70

スーパーファミコンタイプのゲームコントローラはとても安く販売されています。 Pi Hut なら数ポンド、 Amazon では2個セット、Raspberry Pi とのバンドルで販売されているものもあります。

ゲームコントローラは特定の機種定のサポートモデルだけに留めるべきではありません。今どきのほとんどのゲームコントローラが最低限備えているボタンや方向キーを最小公約数的に扱うべきだと考えています。

またこの機能は、アクセシビリティの考慮 の原則に準じ、Pygame Zero ゲームをプレイするためにゲームコントローラを 必須 としない方法で追加する必要があります。

サーフェース・ジャグリング

Github Issue: #71

Pygame のエキスパートたちは、おもしろい効果を生み出すためにオフスクリーンの Surface を多用しています。

一方 Pygame Zero はスクリーン Surface だけをサポートする方法を選択しました。これは描画などを行うリッチな API である Screen にラップして提供されています。

しかしこれによって、後から簡単に Surface を追加することができなくなっています。この件に関していえば Pygame Zero はひどく使いにくいものになっています。

Pygame Zero の Actor と Screen でうまく機能するカスタム Surface の追加方法を用意する必要があります。

ストレージ

ご用心

ストレージ API は開発が完了しており Pygame Zero 1.3 から提供される予定となっています。

Github Issue: #33

データの保存やロードに役立つ機能です。

すぐに思いつくのはゲームを保存することですが、ゲームを丸ごと保存してロードするのはかなり難しいかもしれません。より簡単な使い方は設定、カスタマイズ内容、ハイスコア、到達したレベルなどを保存することです。

もちろん Python は標準でファイルを読み書きするための API を備えていますが、こちらには先生が直ちに教えることをためらってしまう複雑さがあります。